毎年9月17日は「イタリア料理の日」と制定されていることをご存知でしたか?この記事では、2025年のイタリア料理の日とは何か、その意味や由来を詳しく解説します。日本イタリア料理協会が主催する記念イベントの情報にも触れながら、この特別な日をより深く楽しむための知識をお届けします。
- 「イタリア料理の日」が9月17日である理由とその意味
- 日本イタリア料理協会が主催する2025年の記念イベント詳細
- イタリア料理の歴史とユネスコ無形文化遺産への登録
- 記念日をきっかけにイタリア文化をさらに楽しむ方法
イタリア料理の日とは?その意味と2025年の情報
- イタリア料理の日とは?意味と由来
- 誰が制定した記念日?
- 日本記念日協会にも正式登録
- イタリア料理の歴史と発祥
- ユネスコ無形文化遺産にも登録
イタリア料理の日とは?意味と由来
「イタリア料理の日」は、毎年9月17日に祝われる記念日です。この日付は、イタリア語で「料理」を意味する「cucina(クチーナ)」の語呂合わせに由来しています。
【語呂合わせ】
ク(9)チ(1)ーナ(7) → 9月17日
この記念日は、日本におけるイタリア料理のさらなる普及と発展、そして豊かなイタリア文化をより多くの人に知ってもらうことを目的としています。単に美味しい料理を祝うだけでなく、調理技術や知識の向上といった、業界全体の発展への願いも込められています。
誰が制定した記念日?
「イタリア料理の日」を制定したのは、一般社団法人 日本イタリア料理協会(Associazione Cuochi Cucina Italiana – ACCI)です。
この協会は、日本全国のイタリア料理のシェフや料理研究家、関連企業などが加盟する、日本におけるイタリア料理界の中心的な組織です。2011年に、イタリア料理業界をさらに活性化させ、一般の消費者にもっとイタリア料理の魅力を浸透させることを目指して、この記念日を制定しました。
日本記念日協会にも正式登録
「イタリア料理の日」は、日本イタリア料理協会が独自に定めただけでなく、一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定・登録されています。
日本記念日協会は、企業や団体、個人によって制定された様々な記念日を認定・登録し、その普及を支援する組織です。ここに登録されたことで、「イタリア料理の日」は社会的な認知度を高め、より多くの人々にとって特別な一日となりました。
イタリア料理の歴史と発祥
イタリア料理の歴史は非常に古く、その発祥は古代ローマ帝国の時代にまで遡ると言われています。
当時のローマ人たちは食事の時間を非常に大切にし、1日に3食、1回の食事に2〜3時間かけることもあったそうです。長い歴史の中で、イタリア各地で独自の食文化が発展しました。現在「イタリア料理」と呼ばれているものは、ナポリ料理、トスカーナ料理、ローマ料理、シチリア料理といった、多様な郷土料理の総称なのです。それぞれの地域が持つ気候や歴史、文化が、個性豊かな料理を生み出してきました。
ユネスコ無形文化遺産にも登録
イタリア料理は、その美味しさだけでなく、文化的な価値も世界的に高く評価されています。2010年、イタリア料理を含む「地中海の食事(Mediterranean diet)」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
これは、オリーブオイル、穀物、新鮮な野菜や果物を中心とし、魚や乳製品を適度に取り入れる地中海沿岸地域の伝統的な食文化が、人々の健康や暮らし、社会的交流において重要な役割を果たしていることが認められたものです。イタリア料理は、この豊かな食文化を代表する存在として、世界にその価値を知らしめています。
イタリア料理の日、その意味を知り2025年を楽しむ
- 2025年の記念イベント情報
- 参加シェフと提供される料理
- イベントの参加方法と料金
- SNSでのキャンペーン情報
- 他の9月17日の記念日
- イタリア料理の日 意味 2025年の総まとめ
2025年の記念イベント情報
「イタリア料理の日」を記念して、日本イタリア料理協会は毎年特別なパーティーを開催しています。2025年も、豪華なシェフ陣が一堂に会する一大イベントが予定されています。
イタリア料理の日2025 開催概要 | |
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日時 | 2025年9月28日(日) 【第1部】12:30~15:00 【第2部】17:00~19:30 |
会場 | リストランテ・アッティモ(神奈川県横浜市みなとみらい) |
形式 | 着席形式(フリードリンク) |
参加費 | 16,500円 (税込) |
申込締切 | 2025年9月12日(金) |
注意: 記念日の日付(9月17日)とイベントの開催日(9月28日)は異なりますのでご注意ください。年に一度の特別な機会ですので、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。
参加シェフと提供される料理
2025年の記念イベントには、日本のイタリア料理界を牽引するスターシェフたちが集結します。
「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務シェフや、「アルポルト」の片岡護シェフといったレジェンドに加え、ナポリピッツァ世界一に輝いたピッツァイオーロの大西誠シェフ、メディアでも活躍中の鈴木弥平シェフなど、錚々たる顔ぶれです。
当日は、これらのシェフたちが腕を振るう、この日のためだけの特別なイタリア料理が多数提供される予定です。トップシェフたちの料理を一度に味わえる、またとない機会となるでしょう。
イベントの参加方法と料金
前述の通り、「イタリア料理の日2025」イベントの参加費は、一人あたり16,500円(税込)です。
参加申込は、日本イタリア料理協会の公式サイトにあるWEBフォームから行うことができます。また、電話での申し込みも受け付けています。
申込・問い合わせ先
- WEB: 日本イタリア料理協会 公式サイト
- 電話: 03-6427-6883(日本イタリア料理協会 事務局 平日10時~17時)
申込締切は9月12日(金)となっています。人気イベントのため、定員に達し次第締め切られる可能性がありますので、ご注意ください。
SNSでのキャンペーン情報
「イタリア料理の日」には、公式イベント以外にも、様々なレストランや企業がSNSなどを通じてキャンペーンを実施することがあります。
例えば、X(旧Twitter)やInstagramでハッシュタグ「#イタリア料理の日」を検索すると、飲食店が提供する限定メニューの情報や、食品メーカーによるプレゼントキャンペーンなどが見つかるかもしれません。
この日をきっかけに、お気に入りのイタリアンレストランを訪れたり、自宅で少し特別なイタリア料理に挑戦したりするのも素敵な過ごし方です。
他の9月17日の記念日
ちなみに、9月17日は「イタリア料理の日」以外にも、いくつかのユニークな記念日が制定されています。
例えば、「キュートな日」というものがあります。これは「キュー(9)ト(10)な(7)日」という語呂合わせから来ています。他にも、1964年に東京モノレールが開業したことを記念した「モノレール開業記念日」でもあります。イタリア料理を楽しみながら、こうした豆知識を話の種にするのも面白いかもしれませんね。
イタリア料理の日 意味 2025年の総まとめ
この記事では、9月17日の「イタリア料理の日」について、その意味や由来、そして2025年の楽しみ方を解説しました。最後に、重要なポイントを箇条書きでまとめます。
- 9月17日は「イタリア料理の日」
- イタリア語の「クチーナ(料理)」の語呂合わせが由来
- 日本イタリア料理協会が2011年に制定した記念日
- 日本記念日協会にも正式に登録されている
- イタリア料理の普及と発展を目的としている
- イタリア料理の発祥は古代ローマ帝国に遡る
- 2010年には「地中海の食事」としてユネスコ無形文化遺産に登録された
- 2025年は9月28日に横浜で記念イベントが開催される
- 落合務シェフなど有名シェフが集結する
- イベント参加費は16,500円で、事前の申し込みが必要
- SNSでは様々なキャンペーンが実施される可能性もある
- この日をきっかけにイタリア料理と文化を楽しもう